ロマンチックな新入荷カップアンドソーサーのご案内
今週初掲載の商品がとてもロマンチックなカップアンドソーサーたちですので、こちらでご紹介します。
最初、暗がりで見てしまったので「あら、ちょっとかわいいかも」くらいに思っていました。
ですが、よく見ると、まるで昭和の少女漫画に出てきそうな装飾と色使い。
漫画家さんは誰でしょう、いがらしゆみこ先生かな?うーん、ちょっと違う。
萩尾望都先生かな?
竹宮惠子先生かしら。
ほっそりとしたレディが、細い指先でこのカップを持っているところが想像できます。
こちらはトリオなので、カップ&ソーサー、そしてケーキプレートの三つがセットになっています。
ロイヤルウースターのブラッシュアイヴォリー シリーズは、アールヌーヴォーの流れを汲んだデコラティブな製品が多く、未だにコレクターには人気でアンティークフェアなどに行っても必ず見かけるシリーズです。
カップの反対側からの絵柄も可愛らしい蔓薔薇が描かれています。
イギリス人はガーデンに蔓薔薇を植えるのも好む人が多く、クライミングローズと呼ばれて居ます。
こちらはソーサーです。
バラ、ポピー?アネモネ?と、忘れな草の様な色のお花のブーケ。
バラの葉っぱがちょっと暗い色ですが、それ全体を引き締めていますね。
こちらはケーキプレート。
ソーサーとはまた違う花のセレクションのブーケ。
菊がメインで、デイジーや忘れな草にアネモネ?と思われる花々が。
いかがですか?
貫入が入ってしまっていますので、お値段に反映しています。
こちらをクリックしてご覧ください。
こちらは、リモージュとバックスタンプのあるデミタスカップです。
イギリスのアンティークマーケットやオークションでもフランスのリモージュやドイツのマイセン等のバックスタンプがあるものをよく目にします。
いつも「どのくらい信用していいのかしら」と思いながら手に取りますが、時々持った瞬間に「いやこれは質が悪すぎるから多分違う」と元に戻してしまう商品もありました。
こちらはエッグシェル(卵の殻)磁器よりも若干厚いかなという様な薄目の本体に、繊細な手描きのブーケや金彩から確かに良いものですが、バックスタンプがリモージュ窯の正規のものではありません。
ですので、リモージュ地方の窯元の一つの作品と思っていただけるとかなり正確だと思います。
ちなみにカップアンドソーサーの重量はとっても軽くて、合計でも200gもありません。
バックスタンプには「Limoges France」の文字と共に、ツバメと思しき横向きの鳥が描かれています。
カップの底には、バックスタンプがありません。
こちらをクリックしてご覧ください。
そして今週は他にヴィンテージのミニチュア カップアンドソーサーや、ケトルなども入荷しています。
さらにこの他にも、今週はアンティークのレディな手袋、レース類も入荷しています。
そちらはもう少しお時間がかかりますので、多分来週くらいにはアップできると思います。
お楽しみに!
********************************
はるばる英国までアンティークフェアに来なくても、当サービスで厳選したアイテムをご紹介しています。
そして!
もしも英国のアンティークフェアに行ってみたい、でもちょっと怖いなあなんて方も、ぜひご相談ください。
現地のアンティークフェア、マーケット、センターやオークションハウスに至るまでご案内しております。
商品やチャーターツアーに関するご質問、お問い合わせはお気軽にyuri@britishantique.co.uk
まで、もしくはチャットでも受付しておりますので、いつでもどうぞ!
ブログランキングに参加しています。
「あらほんとに昭和の少女漫画に出てきそう❤️」のぽちっ、を宜しくお願い致します。